「売上は役に立たない」

「出前寺子屋セミナー」 レポート
ちょっと気になる最近のアノこと、コノこと…自由にトーク!
今月のテーマより 「売上は役に立たない」

戦略的会計と企業方程式

■ある靴屋での値決め会議

靴のバーゲンセールを行うことになりました。

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さて、1足いくらに設定しましょうか?

…(考え中)
単価を下げれば、たくさん売れる。
売上予測から考えると③の60,000円だが・・・

【答え】
仕入単価がわからないので、決められません!

(な~に~、やっちまったな!)

■粗利(付加価値)総額はいくら?

「おい、仕入担当!どうなってるんだ!」

「は、はい。仕入単価は、700円です。」

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【答え】
販売価格@2,000円

売上高(PQ)では、③@1,000×60足=60,000円売り上げたほうが良さそうですが、粗利総額(MQ)で見ると、②2,000円で20足売った時に最大になることがわかります。

■利益はどうなるのか?

【答え】

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「MQ(粗利総額)を最大化せよ!」

「売上を伸ばせ!」では、ダメなのです。
おそらく、@1,000円で60足を販売すれば、店頭は大賑わい~社員もフル回転~売上高最大~目標達成!~充実感・・・でも、利益は赤字という悲しい結果になってしまいます。

■身近なテーマ、募集しています!

ちょっと困ったな~の種をテーマにしていきます。

■次回の開催

2008年3月12日(水)
「平成20年度税制改正 影響と対応策」
川崎北工業会 会議室


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